寛容性の原則を否定した高裁。私たち外野の論ずべき本質とは何か。

    千葉家裁松戸支部の判決を東京高裁が逆転させた事が大きな話題になっている。

    親権者指定の判断基準に新たな石を投げ掛けた一審判決。
    寛容性の原則なる語彙が脚光を浴びたものの、控訴審で否定された。

    その事件の、その後が気になりはするが、それよりも興味深いのは、周囲の声。
    周囲とは言っても当事者と直接関わりを持っている人では無く、各種メディア等の報道で知った人達の外野の声。もちろん私も外野の1人です。

    子が2歳の時に望まずして別居となり、その後はろくに面会の機会すら得られずに6年超の時間が経過している別居親。

    そんな別居親の元へ、今さら子の生活拠点を移す事への是非。
    思春期であろう子の心境を懸念する声の2つが主なとこだろうか。

    子の視点での声には一理有るとは思う。思いはするが果たして、それで良いのだろうか。
    私的には、最高裁での判断を期待しているのだが、そんな声の元では非情な思考と捉えられるのだろうか。

    しかし、法廷で争わなければ、近時騒がれている連れ去り別居を認める事になってしまうのが現実。連れ去られた子は別居親との繋がりをことごとく遮断されてしまう事が多い事も現実だ。

    そもそも母性優先だった時代から、現状維持が優先される時代へと判断基準が変遷した事を踏まえなければならない。子を連れ去り別居を強行する事が、離婚する時に親権を得る為の定石となっている現状がある。弁護士を含め離婚に業として携わる者は、道徳的な善し悪しは別として、そのように指南する事が一般的だと考えている。現行の司法制度の下では、それが正解の場合が多く、親権を望む依頼者の利益に叶うからだ。

    元々、連れ去りは、母が子を共にして別居を強行した事で、子を引き離された父が保育所や学校から父の元へ連れ帰る事を指していたように記憶しているが、昨今では一段階遡り母が子を共に別居を強行する事が連れ去りの定義となってきている。

    ハーグ条約では、異国間での上記定義の連れ去りを悪と定めているが国内での連れ去りには適用されない事から何かと問題視されている。

    たしかに思春期の子の生活環境を親同士の都合で変化させる事に否定的な事は理解出来なくもない。しかし争わなければ、連れ去りを認める事になり、我が子との繋がりを捨てろと、別居親に対して泣き寝入りを強要する事になるとは考えられないだろうか。

    多くの外野な人々は、子の立場に立ったつもりで、是非を問い、子の心境を懸念しているのだろう。

    しかし、それこそ要らぬお世話では無いだろうか。仮に当事者である子自身が大きな傷を負っているとしても、それは親権者が監護権者が第一に責を負うものでは無いのだろうか。子に対しては親として、生涯をかけて傷を癒やす事を忘れないでいたい。

    私たち外野にできる事は、親権者指定の判断基準そのものの是非を世論として高める事では無いかと考えてる。

    解りやすいように対極を論ずれば、今の環境を変えてでも別居親との接点を積極的に多く作る事を良しとするのか、別居親との繋がりを断ち切ってでも今の環境を維持する事を良しとするのか、そんな次元で考えて欲しいと期待します。




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