感情に任せ、法を、正論を振りかざす事に注意しろ!

    離婚してようと、夫婦関係にあろうと、正論が正解でない事は同じ事なのはご理解頂けるでしょう。繰り返しますが、職場だろうと友人関係だろうと、常に正論が正しいわけではありません。

    だからと言って、感情に任せての行動が良しとされれるわけでもありません。

    どんな関係だろうと、正論を通さなければならない時があるのも、また正論だと考えています。ここで言う「正論」とは、法律の事だと考えて頂いて良いでしょう。

    離婚して、公正証書(強制執行認諾条項付)を作成した場合には、その公正証書が正論と考えて下さい。もちろん調停調書や裁判上の和解文なども同様です。

    何度となく書いていますが、上記の文書には強制執行を為す力が備わっています。逆に言えば債務者(主に金員等を支払う側)は、それだけの義務を負うとの事ですね。

    そしてお互いに、そこに記された事以外には、何ら権利も義務も存在しないと考えられます。

    例えば養育費の収受に関して、文書に記されていない事を請求する事は難しいでしょう。逆に、文書に記されていない事は履行する必要は無いと言い切っておきましょう。

    例えば、「支払期日を一日過ぎれば期限の利益を失する」と記されていたとしても、無い袖は振れないとの言葉通り、無いものは取り立てようが有りません。正論を振りかざせば、残額を一括して取り立てる事が許され、それに国がお墨付きを与え手伝ってくれるのが強制執行て事に鳴るのでしょう。請求された側、債務者は支払わなければならない義務を負うのです。

    もちろん離婚した相手を信用しろとは言えませんし、支払い準備が整うまで待つべきだとも考えません。

    さて現実問題として、どのように処理するのが正解なのでしょうか。

    残念ながら、画一的な、一般論としての正解は無いと言えるのでは無いでしょうか。債務者が真摯に養育費の支払いを優先しているのか、または遊行に使い込み後回しにされているのかでも変わってくるでしょう。

    しかし、どちらにせよ正論を振りかざせば残額を一括して取り立てる事は可能と言えば可能となります。しかし感情に任せて取り立ててしまう事で後々の互いの関係が変化する事を考えて見て下さい。

    元は夫婦関係にあった他人だととしても、子にとって親で有る事に変わりは無くても、正論を振りかざせる立場に居る事を上手に利用できる間は、利用する事が良いのでは無いかと考えています。

    「本当は○○だけど、◇◇しといてあげる。でも◇◇しないのなら○○するぞ!」なんて感じでしょうか。どんな武器を持っていたとしても,何かしらの攻撃をしかければ、攻撃した側にも多少の差はあれどダメージを受けるでしょう。

    そんな正論を振りかざすタイミングや、自らが負うだろうダメージを計算した上で上手に使いたいものですね。

    くれぐれもタイミングを間違うと、自らのダメージが大きくなる可能性を踏まえておいてくださいませ。タイミングがくれば、機が熟せば堂々と正論を振りかざす事も必要になります。それをしなければ正論、つまり法の値打ちがありませんよね。




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