連れ去りに対して、感情をぶちまけるよりも行動すことが重要

    世の中には、子を連れ去られたと裁判所を悪視する方達がいらっしゃいます。その気持ちは判らなくもなく、一定の理解はしているつもりなのですが、やはり矛先が違うのでは無いかと考えています。

    家裁を始めとする今の裁判所の体質を、その人の事件のみで変えようとする事は、かなり無理な事でしょう。世論として、論議として、家事事件の在り方を論ずる事は良い事でしょうし、もっと論じられるべきだとも考えています。

    しかし、子を連れ去られた当事者の為すべき行動は裁判所を非難する事ではなく、どうすれば子と再会できるのかではないのでしょうか。

    その中に怒りがある事は解るのですが、それを感情的に裁判所にぶつけたところで、裁判所は痛くもかゆくもないのが現実ではないでしょうか。

    とは言うものの、具体的に、何をどうすれば良いというような即効性のある万能な方策が無いのが現実です。それぞれの事案により為すべき事は変わってくるでしょう。

    接見禁止命令等が発せられてるのか否か、単純に相手方が拒否してるだけなのかでも大きく変わってきます。もちろん子の年令によっても対応のしかたは千差万別な事は言うまでもありません。

    少なくとも、今は中高生ともなれば携帯を所持している確立は高いだろうと考えると、それより上の年代の子とのコミュニケーションは比較的自由にとれると考えています。

    もちろん相手方に洗脳され、本心とは異なる反応が返ってくる事もあるでしょう。その場合はコツコツと真実を説く事しか無いのではないでしょうか。

    方や子が、それよりも小さな世代の場合には積極的に面会交流を求める事になるのでしょう。相手方の態度が、いかに硬直したものであろうと、粘り強く対応する事が唯一の策だとも思えます。

    いずれにしても、戦う相手は裁判所ではなく、あくまでも相手方である事に変わりはありません。裁判所を敵視したところで大きな変化が望めない事に変わりはないでしょう。それよりも個々の事案に応じた方策を考え出す事に尽力して欲しいのです。

    もちろん、裁判所を敵視して悪態をつく事に全力を傾けてるわけでは無いと思うのですが、良い意味で同胞はそれなりの数が居るはずで、そのような人達と繋がる事で新しい視点が見つかる可能性もあるでしょう。

    繰り返しますが、現状の裁判所の体質を、どれだけ非難したところで、お門違いで、門前払いにしかならない現実を認めてみませんか。その上で何が出来るのか、何をすべきなのか、どう動けるのか、何を動かせるのかを、ひとつひとつ実践していく事しか無いのではないでしょうか。




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